生涯の収入を考えておこう

生涯の収入がどのくらいか考えておきましょう。

 

生涯の収入を決めるのは、なによりスキルです。
ここで留意すべき点は、生涯の収入を決めるのは初めて入社した会社の賃金レベルではありません。
寡占業界で、入社した会社で定年まで一生勤め上げると決めている人、特殊な技能業界でないかぎり、入社したときの会社のレベルでは生涯のことはわかりません。また、特殊な業界に一生勤めたくても、時代が大きく動けば、予定しないリストラに合う可能性は十分にあります。

 

生涯の収入を決めるのは、「35歳時のスキル」がベースになります。
スキルというのは、専門技能でもあれば、ジェネラルなマネージメントも含まれます。
つまり35歳までに失敗経験を十分に積んで、自分の望むスキルを積み重ねることが生涯収入を上げるために大事なキャリアパスなのです。

 

ですから入社した時点では、生涯の収入はまったく角度が立ちません。
しかし、現在のスキルレベルから、35歳までに身に付けたいスキルや経験をある程度換算すれば、そのスキルレベルの年収相場からある程度の生涯年収は予想できます。
ただし、これらの予想はスキルベースの仕事で生涯サラリーマンで勤め上げた場合の生涯年収の予想です。

 

特殊なスキルでNo1になる時代は、現在ではやや下火になっています。
多くの業界において、商品・サービスはNo1より、Only1に付加価値を求めるようになってきたからです。
とはいえ、Only1を目指すにしても、高いスキルがベースになることには違いありません。

 

「35歳時のスキル」から算出する単純な計算式はありません。
ただし、人材のレイヤによって、収入レベルは相当な格差がある時代になります。
日本も現在のアメリカのような収入格差の構成になるはずです。
一説によると、年収1億、300万、100万の3種類に分かれるともいわれています。

 

人材のスキルレベル(想定)
1%のOnly1人材
3%のグローバル人材
10%の高スキル人材
20%の普通人材
60%のジョブベースの人材

 

「35歳時のスキル」で、どのレイヤに自分が属しているか、で生涯収入が決まります。
1%のOnly1人材、3%のグローバル人材は、自分で事業を構築できる人、世界中で活躍できる人なので、もはや国内の年収相場がものさしにならないのはわかると思います。
シリコンバレーでは優秀なエンジニアは、数億円で転職しているように、ほとんど野球選手並みに上位のレイヤで、住み着く時代がくるのです。

 

 

 

 

生涯の支出を考えよう

生涯支出を知るには、人生のイベントや傾向を知っておきましょう。

 

人間であるかぎり、命は有限です。
自分や親族の生老病死はつきものです。犯罪や災害にも一生に一度は巻き込まれることはあるでしょう。

 

家族ができれば、養っていかなければなりません。
税金も社会保障費は増えるでしょう。

 

生涯に必要な金額が少なくても1億円はかかります。
イベントを理解しておくと、その意味がわかります。備えの必要も見えてきます。

 

よいイベントは、余裕があるならば、自分でつくりだせば何度でも、いつでもできます。
失敗や被害事例が人生で多いのは、それが避けられないことが多いという意味です。

 

以下はサンプルケースです。
悪いイベントは、ずいぶん避けられるものあります。時代は変わっていきますが、人間の生理はいつの時代も同じです。

 

へたな出費や徒労も、自分の生き方しだいです。

 

 

20代
  • 友人と交遊
  • デート
  • 結婚
  • 資格勉強

 

30代
  • 出産
  • 子育て
  • マイホーム購入・家を建てる
  • 借金
  • 失業

 

40代
  • 子どもの教育
  • 事故
  • 災害
  • 犯罪被害

 

50代
  • 親の介護
  • 親族の死
  • 子どもの自立
  • 離婚

 

60代
  • 老後
  • 趣味
  • 地域コミュニティの参加

 

70代〜
  • 孫の世話
  • 病気
  • 入院

 

 

イベントを知れば、あわてることはすくなくなります。
特にお金に関しては、人生はシビアです。
以下の本を一読しておくことをおすすめします。

 

 

新版 28歳からのリアル

1470円

35歳からのリアル

1470円