海外で働けるか(Vitamin,Next11)

VitaminやNext11であげた新興国で海外で働けるか、想像してみてください。

 

現在の「グローバル化」は、もはや先進国への進出の意味ではなく、新興国への拡大も含まれていること、
市場としてBRICsは当たり前、NEXT11やVITAMINと呼ばれる新興国が台頭してきていることは説明しました。

 

近年のグローバル化の特徴

 

おそらく、BRICsは、あと10年程度で日本と生活水準が並ぶ水準になります。
NEXT11やVITAMINもあと20年程度で日本にならんでしまいます。

 

これほどまでに、差が埋まっていく理由は先進国と新興国との特徴差にあります。

 

先進国の特徴
  • 高齢化が進んでいる。
  • 一人当たりの人件費が高い。
  • 財政的に公共事業で使った借金が大きい。

 

新興国の特徴
  • 労働人口の年齢が20代くらいで若い。
  • 一人当たりの人件費が安い。
  • 財政的に公共事業で使った借金が少ない。

 

先進国は、今の日本の課題をたいていの国で持っています。
新興国では、人口構造的にも、財政的にも未来のふり幅に余裕があるのです。

 

人口構造や人件費の差は、経済競争力と違い、どうしようもないものです。
先進国のグローバル化に、新興国との関係が必須な理由がここにあります。

 

新興国で働くには、相当タフな精神力が必要です。
文化の違いはもちろん、治安や経済格差も大きいのが実情です。

 

日系企業は、自動車、家電、化粧品などの大手メーカー以外はほとんど進出していません。
日本のサービス業が、中国になだれ込んだ2010年のようなブームは、新興国ではこれからです。

 

現地への進出も支社や子会社設立以前に、現地企業の買収や業務提携から始めるケースがほとんどです。
まさにこれからのマーケットとして開拓していくであろう国であるので、現地開拓の第一人者になるつもりで働くケースが多いでしょう。

 

賃金格差も日本人の平均給与とは、数十倍も差があるので、現地労働者と自分の差のジレンマに悩むことになります。
それゆえに、新興国で働くことは、大変高いハードルを設定することを覚悟する必要があります。

 

しかし第一人者として、市場を開拓できた場合、その国の発展とともにあなたの市場価値も相当高いはずです。

 

 

新興国で働くには、なによりタフさが必要。